簡易ゴースト作成方法
このページはなんとなーくまとめてみた簡単?なゴーストの作り方です。ところどころに自作ゴースト「アカネとリュウ」からのサンプルがあります。むしろ俺のため(ぇ)
何か途中差っぴいて説明してますが仕様だと思って諦めてください。それはオイラがうまく説明できないところです。察する力を持ってください。
あと配布まではサポートしてません。あくまでも作るだけ。コズミック関係だったら預かってもいいですが。
■こんな人にオススメ
・ヘルプが読めない方
・自分で考えるのが苦手な方
・テンプレとか好きな方
・応用は出来るけど基本はちょっとな方
・文章を読むのが苦痛でない方
・とりあえず作ってみたい方
■必要な物
パソコンの容量・テキストエディタ(メモ帳でOK)・根気・気力・絵・妄想力・察する力・諦め(ぇ)
1.ゴースト・伺かについて | 2.便利な使い方 | 3.とりあえずダウンロード | 4.絵を用意する |
5.基本的な情報をいじる | 6.ランダム会話の書き方 | 7.イベント会話 | 8.おしゃべりしたい |
9.せくはら(ぇ) | 10.表情を変える | 11.メニューを作る | 12.飽きました(ぇ) |
1.ゴースト・伺かについて
そもそもゴーストっちゅうのは何かっていう話になるわけですが。
ゴーストっていうのはデスクトップ上で動くマスコットみたいなものです(多分)
キャラクターが喋ってくれたり、時には動いてくれたり、物によっては便利な事をしてくれるわけですね。
じゃあ伺かはって話ですが多分ここが本家本元?(確認はとってません・でもここで初めて見た気がする)
上のページではゴーストを動かすためのツールの一つ、materiaと共にオリジナルゴーストが配布されています。よく出来ていますので当館のゴースト好きじゃない方は行ってくるとよろし。こことかここで探してくるのもオススメ。
2.便利な作り方
まあとりあえず本家本元?にある資料から、SHIORI仕様書を見てみます。文系の人には辛いですね。オイラも完璧プログラム人間ってわけじゃないのでちょっと辛いです。
ゴーストっていうのはこういうプログラムで書かれているものです。「俺は他人の力に頼らないぜ!」という場合はこのSHIORI仕様書と格闘する事になると思います。
ちゃんと読めば簡単なんでしょうが、かるーい気持ちで作るには敷居が高いですね。
このSHIORIを覚えなくても作れる物が世の中にはたくさんありまして。
その中でも文系の人、特にネタ師にオススメなのが里々です。当サイトのゴーストたちもこれで作られています。
何が楽ってローマ字入力なら半角/全角の切り替えが要らないところ。これは便利。かな入力は頑張れば出来る。
ということで、里々を使うということで話を進めていきます。
3.とりあえずダウンロード
まずは元をダウンロードしてこないと始まりません。あとテストプレイ用のツール。僕が使っているのはCROWという奴です。これは好みで分かれる気がします。まあお好きなものをどうぞ。
で、里々をダウンロードしてきます。里々って書いてあるとこクリックしてダウンロードしてきてください。ついでにここからバグ修正版をダウンロードしてきて上書きすることをオススメ。バグフィックスは重要です。
ダウンロードしたら里々同梱の「ポストと狛犬」を動かしてみる事をオススメします。里々のサンプルゴーストだけあって、とりあえず必要な機能は一通り押さえてあります。個人的にポストが可愛い。
何となくわかったら「ポストと狛犬」フォルダをコピペして増やします。で、増えた方のフォルダの名前を変更。さしあたりキャラ名だか「ゴースト○番」とかそんな感じに。これからそのフォルダで作業します。
4.絵を用意する
ゴーストを動かした時デスクトップ上に出る絵の事を業界用語(違)でシェルといいます。まずはこれを作りましょう。
絵が描けない人はフリーシェルっていう物があるので拾ってきてください。探せばありますから。もしくはこれをどうぞ。「アカネとリュウ」を作るときに使ったデータです。レイヤーを操作できるソフトが必要ですが、表情が大量に作れます。フリーシェルとしてこっそり配布してみる。リンクしてくれりゃ自由に使っていいよ。エロとか歓迎、見てみたい(ぇぇぇぇぇ)
……えっと、話がそれました。
で、絵が描ける人ですが。デスクトップに表示できる大きさ内で描けばいいと思います。とりあえずゴーストは本体とマスコット?が話す形式の物が多いので、二体分描けばいいと。単独ゴーストとか複数とかけっこうありますがスタンダードに行きます。
ここで注意点。画像を保存する際ですが、png形式で保存します。出来ない方はbmpから変換してください。で、
こんな感じにしないとはしっこのアンチエイリアンスがギザったり、変なところが透過されたりで泣けてきます。詳しい仕様は覚えていないんですが(ぉぃ)
キャラ画像は白だか黒だかで縁取って、空白部分をキャラに使ってない色で塗りつぶせば間違いない、はず。詳しい事は他の人に聞いてください。
さしあたって表情の変化とか着替えはおいといて、二体描いたらデフォルトで右側に表示させたい人の立ち絵をsurface0、左側に表示させたい人の立ち絵をsurface10と名前変えて、さっき名前変えたフォルダの中のshellフォルダの中のmasterフォルダにぶちこみます。上書きしろ。他のフォルダやsurface0、surface10以外のsurfaceXX.pngファイルは消しちゃって構いません。
まずはこれで起動してみましょう。元のポストと狛犬の絵から今ぶち込んだ絵に変わっているはずです。
表情の変化をさせたい場合は別の表情にした立ち絵を1と10以外の番号にしてsurfaceXX.pngと名前つけてここにぶちこめばいいわけです。
着せ替えとかもあるんですが、とりあえず置いておきましょう。
あ、余裕がある人はmaster内のdescript.txtって奴を開いて、craftman name craftmanw craftmanurl ってやつをいじりましょう。見れば何となく意味はわかると思います。立ち絵を描いたのは誰なのか、という情報です。
5.基本的な情報をいじる
ひとまずはこれで画像関係は終了。次はめくるめくメモ帳の世界です。
ghostフォルダのmasterフォルダを開きます。何かたくさんテキストがありますね。いじるのは少しだけなのでご安心を。
まずはdescript.txtを開きます。craftman craftmanw craftmanurlはとりあえず無視してname sakura.name kero.nameを書き換えます。
nameはゴースト全体の名前です。ペア名でもキャラ名でも適当に入れてください。sakura.nameは右側の人の名前です。kero.nameが左側の人の名前です。ちゃんと入れてあげましょう。
これで基本的な情報がいじれました。
6.ランダム会話の書き方
ではいよいよ肝、会話部分の書き方です。まずはランダム会話から。ぶっちゃけランダム会話だけでもいけます。
コピペした直後のままだとdic01_Base.txtとdic03_Menu.txtの最後の方にランダム会話が書いてあります。
パッと見ればわかると思いますが、里々のランダム会話って簡単です。
*
:あうー。
:……鳴き声?
「アカネとリュウ」より引っ張ってきました。全角の「*」の後に何もいれないとランダム会話として認識されます。
「*」直下の行で全角の「:」を入れると右側の人から、入れないと左側の人から喋りだします。覚えておいて損ありません、これ。
「:」を書く度に喋るキャラが切り替わります。(文中に書いても切り替わるかは知らない)改行すると変わるというわけではありません。上の例だとアカネが喋って、次にリュウが喋ります。
一つの会話と会話の間には必ず空行を入れてください。つなげると多分変なことが起こります(多分って)
会話の中でランダムに単語を使いたい場合は全角の「@」を使います。
*起動
:どうもー。
:どうも。
:(時候の挨拶)
:(狛犬のどうでもいい応答)
@時候の挨拶
(キャラクター)が暴れる時間です。
今日も貴方にふぉーりんらぶ。
パソコンは一日七時間〜。
@キャラクター
宇宙の意志
短々坊
ユーシス
ブギーマン
@狛犬のどうでもいい応答
そうか。
ふむ。
ああ。
起動時の「アカネとリュウ」の会話です。「@」の後ろに名称を書いてその下に中身を箇条書きで書き、会話中で(名称)とすると「@」以下空行までからランダムで選んでくれます。ランダム単語も空行を入れないときっと変なことが起こります。ランダムの中でさらにランダムも可能です。
7.イベント会話
さて、ランダムだけじゃ難しいのがあります。起動時のメッセージとか、終了時のメッセージとか。
とりあえず主要なところを抑えておきます。
*初回
:……お?
(途中省略)
:そうなのですよ。
「*」の後に「初回」と書くと、初めて起動した時の会話になります。ここに自己紹介とかブッコムといいかも。あと注意事項とか。念のために。
*起動
:どうもー。
:どうも。
:(時候の挨拶)
:(狛犬のどうでもいい応答)
「*」の後に「起動」と書くと、二回目以降に起動した時の会話になります。挨拶とか入れてください。
*終了
:それじゃー、またー。
:失礼する。
「*」の後に「終了」と書くとツールを終了する時の会話になります。挨拶とか入れてください。
複数「*起動」とか「*終了」とか書くとその中からランダムに一つ選びます。他のでも同様です。
とりあえずこれだけあれば基本的な会話は実装完了です。本当に基本的ですが。
dic02_Event.txtとかdic04_Change.txtとかdic07_Time.txtとかの中には他の条件によるイベント会話が入っているので、懲りたい人はいじるがよろし。サンプルの会話を見て大体中身はわかるし。
僕は「*」の後の文字列はラベルって呼んでます。……正式名称もラベルだったかどうかは忘れた(ぁ)
8.おしゃべりさせたい
拙作「アカネとリュウ」には会話機能がついています。やり方は案外簡単なのでやってみましょう。
*ユーザ「 名前は 名前
:アカネだよ!
フルネームは金月 茜!
:リュウだ。
フルネームは金月 榴。
:思えば兄貴の漢字って珍しいよねー。
:そうか?
:うん。私はありきたりだけど。
「*」の後に「ユーザ「 単語」で、その単語を入力された場合その会話を出します。グーグルとかの検索機能みたいなもんですね。このヒットさせる単語は全角スペースで区切る事によって複数指定できます。
ここで注意点。あんまり単語を並べたり、長いのと短いのとかだとヒットしないことがあります。同じ長さのを2〜3個並べたら変えるのがオススメ。容量は増えるけど確実です。
あ、会話の入力ボックスの出し方そのものは11.メニューでやります。
9.せくはら(ぇ)
正しくはマウスでゴーストを何かした時の処理です。デフォだとdic03_Menu.txtに書いてあります。
*0つつかれ
()
*0Headなでられ
:あにゅー?
*1Headなでられ
………
*0Faceつつかれ
:メニューだよ。
*0ころころ
:……?
何?
何かズラズラと並べましたが。
「つつかれ」がダブルクリックされたとき、「なでられ」がマウスポインタをその上でガショガショ動かした時、「ころころ」がホイールを転がした時の反応です。「*0つつかれ」とか書きます。0は右側、1は左側の人をやった時の反応です。
HeadとかFaceとかはShellの方で設定することが出来ます。これによりせくはらが可能(マテ)
基本的に「*0つつかれ」はメニューで「*1つつかれ」がランダムトークみたいです。
会話と同じ感じで書けますのでガシガシどうぞ。会話の代わりに「()」を書くとランダムトークに飛びます。
10.表情を変える
さて、余力がある人は表情を変えてみましょう。
立ち絵を作ったときと同じようにsurfaceXX.pngファイルを作ります。やり方は変わらないので割愛。
で、実際に変える場合は
*
:(1)足なんて飾りなんです!
偉い人はわかっとらんのです!
:片方だけあると不便利そうだしな。
:(0)そーそー、ぷぃぷぃ大変そうだもん。
のように、「(全角数字)」を入れると表情が変わります。数字はsurfaceXX.pngのXXの部分に対応しています。ファイルの方は半角じゃないといけないので注意。
里々のデフォだと新しくそのキャラが喋るたびに表情がデフォルト(右の人は(0)、左の人は(10))に戻ります。設定をいじればこれも変えられるみたいです。
11.メニュー
この項目なんでこんな下にあるんでしょう。
*0Faceつつかれ
:メニューだよ。
_二人と話したい
_喋り頻度
_名前覚えて
_なんでもありません
「アカネとリュウ」で使っているメニューです。アカネの顔をダブルクリックするとメニューが出る、という設定です。右側の人をダブルクリックした場合出るようにするには「*0つつかれ」にすればいいわけですね。
全角の「_」は選択肢を作ります。「_」の後には飛ばしたいラベル名を書きます。これも色々出来るのですが割愛。メニューはこの選択肢を使って作っているわけです。
で、会話の入力ボックスの出し方ですが。
*二人と話したい
:テキストボックスに単語を入力してねー!\![open,communicatebox]
と、これだけで出ます。正確には「\![open,communicatebox]」の部分が必要なわけです。ここに単語を入力してエンターを押すと検索開始、ヒットしたものを出す、というわけです。
12.飽きました(ぇ)
で、説明するの飽きました(ぇぇぇ)
いや、元々自分のためにまとめ始めた物ですし。
配布とかは別のサイト参考にしてください(ぁぁぁぁぁ)
で、里々で作るんなら言って置いて損はないとこ→里々Wiki
調べる事が出来る人であればここみて作ればかなりの物が作れるはずです。
それではお疲れ様でしたー。